【専用】になります。自宅の横の蔵から出てきました。(「こうり」と書かれた昭和初期の新聞にくるんでありました)手作りの行李のバスケット型のバッグです。恐らく「提籃」「茶籠」と呼ばれる煎茶道具一式を収納し、持ち運ぶための道具として使っていたと思われます。竹や柳の枝で編まれており、取っ手は細い竹でてきています。通気性が良く非常に軽いので、持ち運びにも大変便利です。写真のとおり、あらゆる場所が丁寧極まりなく網代編みされており、編み目が機械織りしたようにキチンと揃っています。また、口部分の籐まきも隙間なくキッチリ巻かれており、非常に丁寧な仕事を感じます。色も飴色のツヤが美しく、とても100年以上前に作られたとは思えないほど綺麗な状態です。このこうりのバッグは堅牢さと耐久性もありながら篠竹ならではといった軽くしなやかな手触りです。内蓋も付いており、型崩れしないよう竹でしっかりと覆われています。お絞りなどを入れておくには便利な内蓋です。形も可愛らしくあまり古さを感じません。普通のハンドバッグみたいな使い方も可能と思われます。紐は先のほうが多少傷んでいますが、問題ない程度と思われます。その他写真にてご確認ください。コロナも落ち着いて家族みんなでおにぎり持って外へ…などの時にこんなバッグがあったら素敵だと思います。一生物のバッグとして是非お手元にいかがでしょうか。取っ手までの高さ　30.5㎝口内径　20㎝×13㎝外径　26.0㎝×19.5㎝